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横浜・山下町の街並みに映える存在感漂う石造りの外観。横浜が誇る歴史的建造物がおふたりのウェディングの舞台です。
白が基調のゲスト用ウェイティングルーム『Rose(ローズ)』には、前撮りのお写真と新婦様手作りのウェルカムボードが飾られました。
袖口や首元までレースをあしらったロングスリーブと、胸元にまとめられた縦ラインのボタンがクラシカルな印象のドレス。
スタンダードスタイルのシニヨンに輝きを放つパール＆シルバーのティアラを合わせ、新婦様の雰囲気を引き立てる品のよい優雅なスタイリングが仕上がります。
細めのデザインが入った光沢ある黒のタキシードに袖を通された新郎様。お支度後はアンティークな雰囲気漂う『音の教会』にて新婦様の到着を待ちます。
今日のこの日までいつも素敵な笑顔を見せてくださったおふたりですが、ファーストミートの瞬間、おふたりの目には涙が…。初めて見るお互いの晴れ姿。これまでの思い出やこれからの未来に、想いを馳せてくださったのではないでしょうか。
セレモニー前のひと時にお互いの想いをもう一度確かめ合うような、感動こみ上げる素敵なワンシーンとなりました。
挙式のリハーサル前に、おふたりだけでの記念撮影タイムをご案内。セレモニーにてゲストの皆様に披露するアンティークオルゴールの円盤を新郎新婦様にお渡しいたします。
記念日とふたりの名前が刻印された世界に一つのオリジナルオルゴール盤は、旧露亜銀行(現ラ・バンク・ド・ロア)の金庫室にて大切に保管。結婚式後に訪れ、いつでも想い出の調べをお聴きいただくことができます。
天窓からの自然光がきらめく荘厳な『音の教会』。入場時、新郎様はお母様とジャケットセレモニーを、新婦様はお母様にベールダウンセレモニーを、お祖父様には入場のエスコートをお願いされました。
「今まで育ててくれてありがとう」「これからも幸せに過ごしてほしい」…。これまで長い時間を共に過ごしてきた家族と想いを伝え合う、素敵な時間になったのではないでしょうか。
どこか気持ちが引き締まるような心地よい緊張の中、皆様の前で愛を誓いあったおふたり。フラワーシャワーではゲストの皆様からの「おめでとう」の声があふれていました。
盛り上がりをみせたブーケトスセレモニーにて、見事花束をキャッチされたのは学生のゲスト様。幸せのお裾分けとも言われる花嫁様からのブーケをしっかりと手に持ち、ほころんだ笑顔を見せてくださいました。
ふたりのウェルカムアイテムをご覧いただきつつ、ゲストの皆様は披露宴会場『Camellia(カメリア)』へ。ホワイト・ピンク・パープルといった上品なフェミニンカラーをベースに、高低差のある花材を用いた立体的なフワラーベース。差し色の濃いピンクが、クラシカルな会場に美しく映えます。
パーティー会場にはアクリルパネルを設置し、席札の代わりにアルコールジェルをご用意。大切なゲストの皆様に安心してご参列いただく為、おふたりも会場スタッフもしっかりと衛生対策を行いました。
披露宴ではオーダードレスにイメージチェンジされた新婦様。緩やかなハートカップの胸元からふんわり広がるチュール生地のパフスリーブが、パーティタイムのカジュアルさにマッチする大人可愛いスタイルを叶えてくれます。
乾杯のご発声後はおふたり自身がゲストテーブルを回り、お一人おひとりとの歓談を愉しまれていました。
歓談の最中、受付に飾ったワンちゃんのお人形とそっくりのイミテーションを添えた、専属パティシエ手作りのオリジナルウェディングケーキが登場。新婦様のヘアスタイルと同じように、後ろにお花をあしらった可愛い細工が施されています。
ケーキ入刀からファーストバイトまで、ゲストからおふたりへの歓声と撮影音がやまない賑やかなひと時となりました。
今日のために集まってくれたゲストの皆様との時間を大切にしたい。そんな想いから進行を組み過ぎず、お食事や歓談、写真撮影をメインにした当日プログラムをご用意されました。
前撮りのお写真を用いたプロフィールムービーや、ご家族・ご親族との歓談、友人と過ごす普段と変わらないようなひと時をゆったりお過ごしいただけました。
新郎新婦様それぞれがご家族に想いを伝えられたお手紙の時間。新郎様のお人柄か、読み上げの途中でご両家親御様から笑い声と笑顔が漏れるというアットホームなワンシーンも。
今までありがとうの気持ちを込め、ふたりが記念品に選んだのはウエイトドールと花束。おふたりが生まれた時の重みのお米が入ったお人形に昔を思い出されたのか、親御様からは嬉しそうな、どこか懐かしそうなお顔を拝見することができました。
お見送りの際には、ふたりのイニシャルがデザインされた飾り付きのプチギフトをプレゼント。お一人おひとりをお見送りされるなかでもおふたりの笑顔は続き、楽しそうな歓声や笑い声のたえない素敵なウェディングパーティになりました。
コロナ禍の中、ゲストのことを一番に考えて準備を進められてきたおふたり。延期もあった中、たくさんのことに気をつけながらもこうして当日を迎えられましたこと、心より嬉しく思います。おふたりらしい笑顔あふれる結婚式、とても素敵でした。
おふたりの大切な一日を当館にてお手伝いさせていただけましたこと、本当に光栄に思っております。ラ・バンク・ド・ロアはいつまでもおふたりの帰ってこられる場所として、この場所でお待ちしております。